愛車の改造 セカンドシートテーブル |
先代のフレンディを購入したときから、セカンドシートの背面にあるテーブルの改造を考えていました。小さくて、チープな樹脂製なで・・。当時のオプションカタログで木製テーブルに変えられるのを知ってから、自分で作ろうと決めていました。・・・そして9年が経ちました。
二代目フレンディのは中央が凹んで変形している・・。よーし!車も買い換えたことだし、9年ぶりに計画を進めよう。今しなければ、もうしないだろう。と決めて、製作しました。
木製テーブル
純正よりもテーブル面積を広くし、ちょっと豪華に見えるように木製にしよう。ということで材質は9mmのシナベニヤ。座席いっぱいのサイズにカットして、トリマーで丸く面取りしました。着色はオイルステインを3倍に薄めたものを使用。刷毛で少しずつ塗りながら乾く前に余分なステインを拭き取り、色を重ねてゆきます。少しずつ濃くすることで木目が際立ってきます。今回はマホガニー色を選択。乾いたらウレタン系のニスで仕上げます。ウレタン系は皮膜が硬く、テーブルに適しています。3回塗り重ねましたが、よくみると刷毛跡が残っている点はご愛嬌です。
あと、固定をどうするか悩みました。いろいろ迷って、純正テーブルの固定と同じ場所に穴を開けて、同じぽっちプラグを使って固定することに。18mmの板錐で半分の厚みまで穴を堀り、8mmのドリルで穴あけました。しかし、いざ固定となると、ぽっちプラグが挿せません。板の方が厚みがあり使用できないのです。困った・・。事前にテストすべきでした。
しかし時間をかけて着色してニス塗りした板には、ぽっちプラグ用の穴が大きく開いています。しゃぁない、このまま使うか。
6mmのボルトナットで固定することに決めました。合板カットで生じた端材を、2cm四方程度にカットし中央に穴を開けてナットを仕込みエポキシ接着剤で固定します。それをプラグを挿す金具の穴の裏側に両面テープセットしておきます。全部で10ヶ所。これは締め付けや外すときにナットの空回りを防ぐためです。
ボルトのおかげでかなりしっかりと固定できました。あと、大きくあけたボルトの頭の部分には隙間充填剤で埋めて、丸く切った茶色のフエルトを貼り付けると目立たなくなります。すてきなテーブルが出来上がりました。
構想9年、製作3日の逸品です。製作費は2千円くらいでしょうか。グレー系に染めてもよかったかなぁ?
テーブルの板はこれ以上厚くすると、重たくなりすぎて背もたれを起こしにくくなります。薄いと下が空洞なので、たわみます。オートフリートップでは人がこの上に立つことがありますので、最低限の強度は必要です。テーブル面積は前後方へまだ広くすることが出来るのですが、後述する簡易ベッドの工夫のためにこのサイズに抑えています。後端のベージュのベルクロもベッド用です。なお走行時の滑り落ち防止策としては、テーブル縁にコーキング用透明シリコンゴムを巡らしたり、滑りとめ効果のあるテーブルクロスで飾ることもできます。写真は100円均一で購入したレース地の滑り止めシートを両面テープで止めています。分割しているので、このまま個別にシートを引き起こせます。なかなかすてきでしょう。
なお、急停車や事故に逢うと、サードシートの人はこのテーブルにぶつかるかもしれません。クッション性が無いので、その点は留意する必要があります。
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