愛車の改造  サブバッテリーの設置

 

 先代のフレンディはディーゼルの寒冷地仕様でしたので、105タイプのダブルバッテリーでした。二代目はガソリンで80タイプが1つで、容量が1/3程になりました。LittleJoyの場合、カーナビでノートパソコンを使います。またキャンプ中はエンジンを停止して室内ランプを点灯させることも多く、バッテリーあがりが気になります。夏は扇風機、将来は電子レンジなどの家電品も付けてみたい・・。などと家電品オタクのLittleJoyには、安心できるサブバッテリーが必要です。

 ではどこにサブバッテリーを積み込もうか。ボンネットをあけると右側の空間が空いています。よくみるとネジ穴も切ってあります。やはり・・(^^)ニヤッ。思ったとおりディーゼル用にダブルバッテリー搭載できる規格がそのまま受け継いでいます。その後、ネットで調べてみるとサブバッテリーを同じように設置した先達の方が、けっこういらっしゃいました。



   バッテリーの種類について・・・エンジンスタート用の通常のバッテリーは瞬時に大容量を出力するように設計されています。このバッテリーはエンジンが動いている間、常に充電されていて、携帯電話のように残り少なくなってから充電するタイプではありません。また完全放電すると、充電しにくくなるという特性もあるようです。キャンプ中はエンジンを止めて使いますから、充電と放電の繰り返しに強いバッテリーが望まれます。ということで、LittleJoyは電動車いすや電動カート用のバッテリーを積むことにしました。調べてみるとこのタイプをディープサイクルバッテリーと言うようです。オークションで1万5千円程度で購入できます。
 サブバッテリーの充電について・・・先達者の改造を参考にすると、サブバッテリー専用充電器が便利です。メインバッテリーの電圧が下がっているときにはサブバッテリーへの充電を停止する機能があります。ということは、サブバッテリーから直接アクセサリ電源をとれば、サブバッテリーを使いきってもメインバッテリーを保護しているのでエンジンをかけることができるということなのです。この充電器はオークションで1万円程度で購入できます。



 バッテリーホルダーの製作
 バッテリーを載せる皿は左右兼用なので、フレンディー用を解体屋やジャンク屋から入手します。バッテリーの重量は20kgほどあり、振動やブレーキにより上下前後方向への過大なGが働くので、丈夫な支柱が必要です。当初はアングルで製作したかったのですが、最近はホームセンターでも見かけなくなりました。今回、支柱は加工しやすい材木(廃材)を使い、ボルト固定部分に丈夫なL金具を使用しました。また急ブレーキや衝突に備えて前方への荷重耐久性を高める工夫もしました。



 充電器の設置
 充電器は支柱に取り付けました。防水ではないのでほんとうは室内が良いのですが、スペースの有効活用を優先しました。ボンネットとバッテリの下ならば、水に浸からない限り大丈夫だろうと考えています。配線はメインバッテリーとサブバッテリーの間に充電器を配置する簡単な仕組みです。ただし配線には太いコードが必要です。今回は特価\800円程度の80A用ブースターケーブルを流用しました。取り扱い説明書によると、もう少し太いコードが良いのですが、充電電流が最大30Aになるように設計されているので大丈夫でしょう。ちなみにバッテリーの下だと充電器のON・OFFスイッチに手が届きにくくなりますが、面倒くさがりの私はどうせ常時ONだろうと決めております。



 バッテリー受け皿を取り付けたところ。



 車内配線
 サブバッテリーから太めのコードを車内に引き入れます。引き込み口は運転席中央部の隔壁に2cm程度のゴムキャップの付いた穴があります。次に電源の採り方については2種類あります。エンジンを切っていても常時使用できるようにするか、エンジンキーを回してACCにしている際にのみ使用できようにするか。前者は、エンジン停止してキャンプ中に使用するものに適しますが、電源を切り忘れるとバッテリーが消耗してしまいます。後者についてはアクセサリー電源と連動するようにリレースイッチを介します。いずれも安全のためにヒューズも間に介します。そこでLittleJoyは共に設置することにしました。


 

 







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