愛車の工作  車載電子レンジ

 

 Pキャンではキャンピングコンロを使って、車内で湯を沸かしてカップ麺やコーヒーを作ったり、鍋物やおでんなど簡単な煮炊きをしています。でもカレーやお好みなどの手の込んだ調理は最近はしていません。そんな時に電子レンジが使えたら、レトルト食品やら冷凍食品が食べられるのにと以前から思っていました。ただ車載するには、それなりの装備がいります。高出力のインバーターと補助バッテリーなど。今回、それらを装備できたので、あらかじめ購入しておいた中古の電子レンジを載せることにしました。電子レンジは韓国製で500W(消費電力900W)、高さが25cmの小型のものです。オークションで3000円ほどでした。

 棚の設置
 荷物スペースに積むのですが、後輪のカバーのでっぱりがあり、すっきりと端に寄せられません。実はたたんだ車椅子をシート下に積み込みたいのと、簡易ベッドをセッティングしたときに邪魔にならないように収めたかったので、荷物室の床から25cmほど上げた位置を計画しました。
 いろいろ考えて、取り外しのできる棚を設けることにしました。ただ、板で製作するとかさばるので、突っ張り棒2本を配置して、その上に電子レンジを載せることにしました。突っ張り棒は、200円の極安品を2本使用しました。
 突っ張りだけで支えるのは当然無理なので、支え具を設けます。写真手前のように、湾曲した壁面に支え具を貼り合わせるには工夫がいります。接着面は両面テープを張り、ネジ止めで補強しています。廃材を利用し、グレーに着色しています。


 電子レンジの奥行きは、サードシートの背もたれを立てた時に、ぎりぎり収まります。


 すっきり収まり、車椅子も搭載できました。さて、電子レンジの使用時間ですが、温め程度なら短時間なのでバッテリー負担は少ないと思います。計算上では、サブバッテリーの容量だと30〜40分の使用が限界です。なおアイドリングしていれば少しはましですが、オルタネーターの発電力はアイドリングだと数十W程度だと思うので、焼け石に水。いくら高出力のインバーターとサブバッテリーを積んでも、1000Wクラスの家電品の使用は短時間に抑えなくてはいけません。ですから、ヒーターやホットプレート類の使用は不適でしょう。



 

 



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