愛車の改造  電気毛布用インバーターの設置

 

 昨年の1月に初めて真冬のAFTキャビンで寝袋を二重にして寝ましたが、ちょっと寒かったので、この冬は電気毛布を使おうと考えていました。冬のPキャンに向けて、インバーターを1000W対応にし、電子レンジが使えるようにしました。けれど一つの弱点がありました。交流電流は関西では60Hzの波形ですが、インバータは同じ周波数でも波型ではなく矩形波なのです。詳しい理屈はわかりませんが、低消費電力でも、電子制御やON OFF制御の電気毛布類には使えないのです。おそらく電気コタツや電気ひざ掛け、電気カーペットも駄目でしょう。双方の機器に負担がかかり、最悪、故障や出火の原因にもなります。電気毛布類は、正弦波インバーターなら大丈夫なようです。ただ正弦波インバーターは矩形波インバーターの倍以上の価格です。諦めていたのですが、これもオークションで大橋産業のDA150(正弦波125W)が、4000円程で購入できました。1000Wインバーターの新品購入したと考えれば、まだ安いと一人納得することで・・・。恐ろしや、わが物欲・・。

 125Wあれば、電気毛布が2、3枚は使用できます。ちなみに電気毛布の消費電力は25〜50W、バッテリーの負担は6A程度だから、12時間程度は使用できます。2枚使用でも「弱」なら、朝までバッテリーは持つはずです。ホットカーペットは意外と電力消費があり、100〜200Wもあり使用は控えたいです。
 インバーターの取り付け
 今まで使ってきたインバーターは10年以上になるので、交換しますが、できるだけ見えないところ、邪魔にならないところに設置したかったので、あちらこちらを探して検討しました。結局、助手席のエアバッグの後ろのスペースにしました。(写真上部左がエアバッグ、右後方の黒いのがインバーター)


 100Vコンセントの設置
 まずAFTキャビン内で電気毛布、扇風機、パソコン、携帯やデジカメ充電が使えることを考え、AFT内の運転席上部の屋根部分に穴を開けてコンセントを設置することにしました。方法や手順は1000Wインバーターと同じです。
 コンセント部品は日本橋のパーツ屋で購入。それにホームセンターで購入したコードを半田付けしました。取り付け部分にパーツに合わせた四角い穴を開けます。まず下書きして電動ドリルで輪郭に沿って穴を開けていきます。私は一つ、運転席まで貫通させてしまいました。ニッパーで鉄板を切りながらコンセントの形状に成型します。そこにコードを通して配線します。

 天井の厚みがあまりないので、コンセントが少し出っ張っています。隙間はエポキシパテで成型しています。


 配線は、運転席天井裏から運転席側の前に配線(AFTキャンセラースイッチ配線参照)します。

 もうひとつ、運転席にも分岐し、コンセントを設けました。また、セカンドシートやサードシートでも使えるように、窓枠上部にもコンセントを取り付けました。あとはインバーターまで配線してつなぎます。


 インバーター起動スイッチの取り付け
 インバーターはダッシュボード裏に置きましたので、その都度スイッチをON、OFFできません。また電器を使わなくてもバッテリーを消費するので、通常はOFFにする必要があります。スイッチを切り忘れても、キーを抜いたらOFFになるように安全策を考えました。バッテリーからの配線を、運転席の手元スイッチを介するリレースイッチ(写真中央の黒い立方体、30A)につなぎ、インバーターを繋ぐシガーソケットへと配線しています。



 運転席のスイッチもパーツ屋で購入した物で、250円。2V0.02Aの緑LEDが内臓されています。これが点灯するように12Vをつなぐには、抵抗値は・・?(参考http://homepage2.nifty.com/bake/led012.htm)500Ωかなぁ。あとはスイッチが入った時に緑に点灯するように配線して・・。リレースイッチはアクセサリー電源からとれば、キーを抜けばOFFにできます。なお、インバーターへの電力はバッテリーから、このリレーを介するので30A対応のものを使用しました。


 運転席スイッチ類の説明
 左から、@夜間のパソコン画面照射LED用のコンセント、A100V1000W用コンセント、B1000W用インバータースイッチ、C正弦波150W用インバータースイッチ。BCはスイッチがONの時にLEDが点るように配線してます。



 電気毛布
 オークションで1500円で購入。東芝製50W。  

 







SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送