愛車の改造  電子レンジ用インバーターの設置

 

 パソコン用に設置しているインバーターは200W対応だったと思います。以前から車内で電子レンジが使えたら、調理の手間が大幅に軽減できるのにと考えていました。コンビニの普及で、現地でも暖めた食品を購入できますが、食べたい場所でおにぎりや保存用ごはんが暖められるし、酒の燗もできる。クーラーボックスに氷代わりに積み込む冷凍食品も食べられます。(たこ焼き、お好み焼き、焼き鳥、豚饅・・・ちなみに関西では「業務スーパー」という所で業務用輸入冷凍食品を安価に購入できます。)でも電子レンジを使うには消費電力は少ない機種でも1000W以上は必要です。
大自工業のCD−1000が安いのですが、オークションでも2万円以上します。そこで中古のCD−1000の出品を粘り強く待ちました。1万2千円でほぼ新品を入手しました。ちなみに1000Wクラスであれば、小さな掃除機やポット、炊飯器も使えますが、バッテリーの持続時間は4〜50分程度なので気をつけましょう。掃除機の使える2000Wクラスも考えましたが、のちのちインバーターの置き場に困ることになるでしょう。


 インバーターの取り付け
 箱を開けてみて、まず「でかい!」1000W級になるとケーブルもとても太く、バッテリーに直付けしなくてはいけません。本体もでかいので、どこに設置するか困りました。基本は車内なのですが、できるだけ車内をすっきりさせたかったので、トランクルームに設置場所を探しました。唯一、かろうじて、ぎりぎり、メインバッテリーの後方にスペースがありました。


 ダクトに挟まれながら置くことができます。雨水の浸入がありますので、工作用ポリ板でカバーしました。でも設置前に配線準備を済まし、バッテリを動かして設置しなくてはなりません。  


 100Vコンセントの設置
 1000W用コンセントの位置は、後部に電子レンジを載せるので、左後部のポケットの窪み部分にしました。


 コンセント部品は日本橋のパーツショップで1個55円。それにホームセンターで購入したコードを半田付けしました。取り付け部分にパーツに合わせた四角い穴を開けます。まず下書きして電動ドリルで輪郭に沿って穴を開けていきます。カッターナイフで切り取り、成型します。そこにコードを通して配線します。穴が大きすぎてぐらつく場合には、エポキシ接着剤で固定します。配線は、窓後方から、天井裏を廻して、運転席側の前に配線(AFTキャンセラースイッチ配線参照)します。もうひとつ、運転席にも分岐し、コンセントを設けました。あとはトランクルームへ通します。インバーター側コンセントにつなぐのは、狭所用の差し込み口を用いました。

 インバーター起動スイッチの取り付け
 インバーターはトランクルームに置きましたので、その都度スイッチをON、OFFできません。また電器を使わなくてもバッテリーを消費するので、通常はOFFにする必要があります。スイッチを切り忘れても、キーを抜いたらOFFになるように安全策を考えました。運転席に手元スイッチを配置して、リレースイッチ(写真右の黄色い立方体)を介して、インバーターのスイッチ配線に接続することにしました。


 運転席のスイッチもパーツ屋で購入した物で、250円。2V0.02Aの赤LEDが内臓されています。これが点灯するように12Vをつなぐには、抵抗値は・・?(参考http://homepage2.nifty.com/bake/led012.htm)500Ωかなぁ。あとはスイッチが入った時に赤く点灯するように配線して・・。リレースイッチはアクセサリー電源からとれば、キーを抜けばOFFになる・・。


 運転席スイッチ類の説明
 左から、@夜間のパソコン画面照射LED用のコンセント、A100V1000W用コンセント、B1000W用インバータースイッチ、C正弦波150W用インバータースイッチ。



 車載電子レンジ
 韓国製の中古を、オークションで3000円で購入。900W、シンプル、コンパクトで使いやすいです。

 

 







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